初雪です。
2004年12月31日
窓の外は白い冬~♪ カンヅメ状態で原稿に没頭している間に次の朝が来ていました。今年最後の日にやってきた突然の冷え込みです。
「活動報告」をスクロールしながら、別ウィンドウにニューズレターの文章を打ち込んでいきます(5行の原稿用紙がなつかしい!)。議会と議会の間に起きた出来事や出会った人びとのことを思い出し、反省もあれこれ・・・。
ニューズレターは1月半ばから発送予定です。
メルマガは三が日中に(読んでみたろか、という方はこのまま画面からお申し込みくださいネ!)
それではみなさま、よいお年を――!
仕事納めの日に
2004年12月28日
朝刊1面にインド洋大津波のニュース。思わず町名を追ってしまいました。どこの国でも、町でも、誰かが困っていることに変わりはないけれど――。
年末をスリランカで過ごした年があります。駅で出会ったガイド氏の穴あきPeugeotで、1週間の島めぐり。11歳の彼の息子も一緒でしたが、学校は?とは聞けなかった。
3年後、会社のリフレッシュ休暇を“死守”して出かけたのはインド南部。初めての母子旅行でした。
みんな、無事だといいな。手紙は届くのかな。
戦争とテロリズム、そして災害。地球が壊れてしまいそうな不安にかられるこの頃――。
議会報「かけはし」の原稿〆と資料整理で市役所へ。市長が議会の会派控室へあいさつに回って来られ、職員をねぎらう庁内放送も流れました。いよいよ年の瀬です。 ※ゴアの子どもたちと(97年)
みらいネットの忘年会
2004年12月26日
今夜はみらいネット2度目の忘年会。月地線にできた和食のお店で「乾杯!」、そしてお疲れさま――。
今年もいろいろありました。それぞれの職場で、地域で、学校で、議会で・・・(料理も美味だし)話は尽きず。去年の肴は「温泉」「まちづくり」だったけど、今年「学校改革」が加わりました。
小・中・高校生から大学生の親、それ以上の親もいます。行く先々で学校とかかわってきたツワモノ揃い。その経験談に現役組は視野を広げ、ハッパかけられることもしばしば。年明けに開く勉強会の段取りもほぼ完了です。
広報チームはニューズレターの編集作業にかかります。わたしは見開き面の議会レポート担当。
年末年始、今年もフル操業かなあ・・・(^^;)
審議会の法則
2004年12月24日
保育所は、審議会の答申を尊重して、民営化
幼稚園は、審議会の答申を無視して、民営化?
幼稚園の3歳児保育も答申無視して、ボツでした。
→学校選択制は、審議会が○でも×でも「導入」??
民営化計画案、発表
2004年12月24日
ついに市立保育所の民営化計画案が発表されました。
向こう10年間で、前期は山本南保育所を民営化(19年4月)、後期は仁川、逆瀬川保育所を検討。背景や園の選定理由など13ページにまとめた書面が届きました。
全保護者に今日「おしらせ」が配られます。対象園の親には、最低のクリスマスイブ!!
一日の大半を保育所で過ごす子どもたちにとって、保育士は昼間の「親」、そこは「家」。環境が変わるんだから、よほど上手に保育が引き継がれなければ、幼い心やからだに影響が出てしまう。それは働く親の心と生活を乱すに十分だし、問題が起きて裁判になっている市も。保育施策推進のため、子育て支援充実のため(あれ、財政健全化のためじゃなかった?)といわれても、当事者にとっては災難以外の何者でもありません。
担当課は時間をかけて慎重に進める姿勢をみせてはいます。民営化のプロセスに保護者が参加できる期待も12月の議会答弁でふくらみました。よい保育者に出会える道を、ともに模索しよう――。
午前中は宝塚小学校で開かれた説明会に出席。幼稚園組も合わせて70人ほど来ていたでしょうか。
子どもは明日から冬休み(二学期制だと今はいつ??)。私たちは宿題山積みの冬を迎えています。
教育委員会
2004年12月22日
教育委員会(臨時会)のテーマは、図書館システムの変更に関する件。ネットで蔵書検索や貸出予約ができるサービスの開始に向け、個人情報保護・情報公開審議会に諮問することについて審議されました。
教育委員会の傍聴はまだ3度目ですが、5人の教育委員がそろって入室するのを職員一同、直立不動で迎えるシーンは一種独特・・・・・・。
教育委員会は、教育の政治的中立性や安定性、専門性を守るために、市長から独立して置かれる行政委員会のひとつ。5人の委員による合議制で、教育に関する重要な意思決定をおこないます。
戦後、民主化の重要な柱の一つとされた教育改革で、①公正な民意による教育行政 ②地方の実情に即した運営 ③教育への不当な支配の排除 を理念に制度化(S23「教育委員会法」)。教育に関する予算・条例案を作成する権限をもち、委員は直接選挙で選ばれていました。
その後、社会情勢の変化などによって全国的な教育水準の維持向上と教育の機会均等が求められるようになり、全面的な法改正へ。旧法の理念を受け継ぎながら、教育行政と一般行政の調和を図り、国・県・市が連携する教育行政制度の確立をめざして、今の教育委員会制度がつくられました(S31「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」)。このときから教育委員は長が任命、予算・条例案も委員会の意向をくんで長が議会に提出するようになっています。
ちなみに、教育委員会の指導監督のもと、事務を執行する機関として置かれているのが教育長。事務局(PTAなどでいう「教育委員会」は主にここ)を統括しており、教育委員の一人でもあります。
中央集権からの脱却、政治的中立をめざしてできた教育委員会制度。でも・・・宝塚の教育は今、どっちを向いているんだろう――。 ※宝塚市教育委員会は市役所2F。市長部局との違いが判りにくいかも。
子どもの安全と「選択制」
2004年12月22日
まもなく終業式を迎える小学校で地区児童会が開かれ、愛護係のわたしも下校指導に付き添いました。商業地域をかかえ、交通量が多く踏み切りもあるため、安全面ではけっこう気を使う校区です。むかしはクルマ対策が主だったんだろうけど、今日も「不審者のお知らせ」が配られる物騒な世の中で――。
「学校選択制になったら集団登校なくなるの?」「愛護係や立ち番は?」と、親仲間。夜の中学校で開かれた説明会に出ました。選択制にもいろいろあって…との説明。校区外にどれくらいの子が出るか、校区外から来るかによって、安全対策の状況は変わりそうです。
校区制をベースに、集団登校も立ち番も従来どおり行われている市も(会議室参照)。でも、それが可能な程度で「学校の特色づくり」「学校間競争」の効果って・・・複雑な思いです。
12月議会の終わりに
2004年12月21日
本会議最終日。各委員会からの報告後、質疑(なし)、討論をへて採決が行われました。
H15年度決算は賛成多数で認定。
「犯罪被害者支援条例」「市民パブリック・コメント条例」「小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例」・・・議員提案による3条例が成立します。改正される条例もあります。市民からの請願もすべて採択しました(議案の継続審査に伴う継続1件を除く)。
残念なのは、市民参画をめざす「パブコメ条例」に2会派+無所属議員が反対したこと。もちろんわたしも市民参加でつくりたかったし、担当部局としっかり議論したい条例です。3月議会に同旨の条例案が出され、委員会で視察も行ない、議論の機会はいくらでもありました。が、継続の提案もせず、修正案も出さずに「反対」って、そんなんアリ…??
長かった議会。短かった一年。いろんな思いをかかえたまま、12月が終わろうとしています。
※大島議員、北野議員とパシャリ(新人女性議員トリオです♪)
奨学金は給付存続の方向で ~文教厚生委員会~
2004年12月20日
勉学の意欲はあっても経済的な理由で就学が困難な子どもたちを支援するため、昭和38年にできた奨学金貸付制度。49年には給付制度になりました。それを、貸付に戻そうという条例改正案が浮上!
当局は、受給額をアップする、対象者も拡げられるとメリットをあげますが、一番の理由は財政難です。
文教厚生常任委員会では、「たくさんもらえても借金は借金」「進学をあきらめる子どもたちが出てしまう。何とか給付制度を残せないか」と意見が続々。貸付だと管理、回収の事務量も増えます。審議の結果、「生活保護・準要保護世帯等に対する新たな給付制度を3月議会に提案すること」を条件に、全会一致で条例は可決しました。
■子ども施策推進のための請願は、傍聴席の赤ちゃん連れ、幼児、小学生の保護者らが見守る中、全会一致で採択されました。
終了後は学校選択制&二学期制についての協議へ。全員協議会も予定されています。ことの性格上、政治的な立場を離れて子どもたちのためのみ議論されることを望みたい――できるのでしょうか?
今年最後の報告会で
2004年12月19日
みらいネットの事務所で議会報告会をもちました。一般質問ダイジェストから議会が止まった顛末、常任委員会の様子まで一気に報告。首長と議会の関係はどうあるべきか、市民と首長、議会はどうなのか、みんなで考えました。
後半は学校改革について。歴代PTA役員のそろうみらいネットは教育問題への関心が高く、学校選択制の話で大いに盛り上がりました。問題になったのは「教育たからづか」12月15日号の記述です。なぜこんなに小さな扱いなの? 「国旗・国歌の・・・指導します」は誰に対するアピールなの? 公共媒体の姿勢としてはちょっとねえ――。
2時間(+1時間)があっという間。2年目最後の報告会&フリートークは濃かったです。
育成会システムで安心徴収 ~個人情報保護・情報公開審議会~
2004年12月17日
個人情報保護・情報公開審議会に出席しました。諮問その①は、地域児童育成会の有料化に伴って業務に電算処理システムを導入することについて。育成料には何種類かの減免制度があって、事務はけっこう煩雑です。そこで、課員が端末からデータを入力すれば、専門業者が12金融機関とのデータを処理、現金はBKからダイレクトに市へ、という“初”の安全・迅速な徴収システムが開発されたそう。
そういえば、給食費や保育料は事務員さんや保育士さんが銀行回って回収してましたっけ。
その②は、庁内のコピー代が両面10円→20円になる話(コンビニより安くて助かっていたのに、残念!)。情報に関する、いろんなレベルの決め事がこの審議会を通ることになっています。
連れ合いに「会社でも電子計算機処理っていう?」と聞くと、大ウケ! 開発当時のバカでかい電卓を思い出すというのです。もっと気になるのが、市の申請書がすべて「宝塚市長様」宛になっている点。この敬称は誤法です。
建設水道常任委員会では、下水道事業会計補正予算が可決。(仮)西谷住民センター建築工事の請負契約については、厳しい追及の末、可決■阪急山手台(長尾小北側)マンション計画の許認可時期の配慮を求める請願は「採択」されました。
国保税見直しは継続 ~生活経済常任委員会~
2004年12月16日
国民健康保険は大赤字。そこで幅広い層から保険税を徴収する見直しが検討されてきました。委員会では難しい質疑が続いた末、議案は継続に(関連の請願も同様)。
■「小規模貯水槽水道における安全で衛生的な飲料水の確保に関する条例」は公明党発。市がいくら高品質の水を供給しても、マンションの貯水槽に点検が義務づけられていないとしたら・・・。全会一致で可決
■公共工事従事者の適正な労働条件が確保されるよう、国に意見書提出を求める請願は、全会一致で「採択」
■犬&猫の不妊・去勢手術促進と助成金制度を求める請願は、賛成多数で「採択」。
夕方から議員有志でつくる「トライスポーツ研究会」へ。阪急山本駅から新しい住宅の間を抜け、せせらぎを横目に山道をゆくと、滝の流れる岩場に到着。一帯は最明寺入道(北条時頼)が庵を結んだ地だそうです。井植山荘のお庭をのぞき、満願寺内で八十八の仏像を“名解説”入りで巡るうちに(といっても、超ショートコースですが)、冬の日はとっぷり暮れていきました。久しぶりに、い~い気分です♪
議員提出3条例が可決 ~総務常任委員会~
2004年12月15日
一般会計補正予算、特別会計補正予算は速攻で可決。道路関係の手数料を改正する条例も可決。
第4次総合計画の後期計画を策定する審議会を設置するための条例は継続審査となりました。主な理由は、たくさんの市民参加でつくりあげたことが自慢のプランなのに、後期は市民公募委員の割合を減らす? 継続事業でさえ難しい財政状況下に新規事業を計画する必要性があるのか?という2点。
■「市長等倫理条例」の一部を改正する条例案は、現行の規定では市長の「発言問題」に対応できなかったことから共産党議員団が提出。「市議会議員等の政治倫理に関する条例」の改正案とセットで、賛成多数で可決しました。
■「市民パブリック・コメント条例」は提出者(委員1人を除く7人)を代表して、わたしが趣旨を説明しました。「市が市民への説明責任を果たし、市民の市政への参画を進め、公正で透明な市政を推進するための制度で、その手続きを定めるものです」。委員会で先進市へ視察にも行きました。ところが、当局から要綱を定める準備を進めていたと聞くや、2人の委員が条例制定に反対・・・はあ???
賛成多数でなんとか可決です。
■「犯罪被害者支援条例」は市民ネットが9月議会に提案、国の動きをみる必要もあって継続扱いになっていました。国会では1日に基本法が成立。給付ランクを見直す修正案が出され、全会一致で原案とも可決しました。不幸にして犯罪に巻き込まれた市民や家族の方にお見舞いを、さらに、安心・安全なまちをめざす宝塚市の姿勢を示すことができれば――江見議員がリード、みんなで温めてきた条例が成立します。“県内初”もうれしいですね! (^0^)V
粛々と・・・
2004年12月14日
議会は再開されました。これ以上の空転を避けるため、市長の謝罪はないまま、議事録から「だろう」発言削除の申し入れを許可することで落着。小山議員の二次質問(残り26分)からです。
住民の多様な意思を反映するには議会制民主主義を成熟させること▼シビルミニマム重視の時代、統治論者はもう古い――市長への批判と受け取れる発言が、ピシリ。
災害復旧費補正予算は即決。その他の補正予算や条例関連、請願などの議案が4つの常任委員会に付託。会期は22日まで7日間延長です。
午後の会派ミーティングではそれぞれの議案について議論し、方針を決めました。
専業主婦への配慮? ~社会福祉審議会~
2004年12月13日
次世代育成支援行動計画策定の大詰めを迎える社会福祉審議会。今夜が最後となる小委員会を傍聴しました。素案に寄せられた市民、議会、庁内の意見をどう盛り込むか。またもや問題になったのは「子育てをしながら働くことが自然であると思える地域」(すでに苦しい表現^^;)という段です。こう書かれると専業主婦は肩身が狭い、家事・育児も立派な仕事なのに・・・と。
「両立支援」は働く母親支援とのみ捉えられがちだけど、生き方の選択肢をふやすことに目を向けてほしい。女性同士が互いを否定し合うんじゃなく、娘のためにより自由で柔軟な生き方のできる社会にしようよ。きっと息子たちもラクになるから。。。
策定委員に共働きか、男女共同参画の視点で語れる人に1人でも入ってもらっていたら理解が深まったかもしれないのに、残念! ※「ウサギはこうやって抱くんよ」(育成会の遠足で)
子育て支援・次世代育成支援フォーラム
2004年12月12日
社会保障給付費の97%が高齢者に使われ、児童・家庭にはたったの3%。対GDP率は先進国で最低――。大阪人間科学大学で開かれたフォーラム「安心して子どもを生み育てられる子育て支援・次世代育成支援を!」に参加しました。主催は『こころの子育てインターねっと関西』、保育・子育ての環境づくりを進める会。講師陣もこの分野の第一人者ぞろいです。
基調講演は「総合施設・次世代育成をめぐる国の施策の動向」(大阪市大教授 山縣文治氏)ほか。後半の分科会は、体が6つほしいほど迷った末、保育・教育のあり方と子育て支援を考える会へ。保育所運営費の一般財源化、加速する民営化、幼保一元化(総合施設)などについて、保育園や幼稚園関係者からそれぞれの事情と思いを聞けました。
コーディネーターの山縣氏はわたしが記者時代から注目していた保育施策などの研究者で、自治体の民営化委員として今や“引っ張りだこ”。「保育ニーズの多様化や待機解消にこたえるための民営化には協力するが、財政改革のためなら協力しない」と明言されています(たしか宝塚市は断られたはず・・・)。
子どもの育ちからみて望ましくない施策として、Y 市が力を入れる駅前保育室の例も登場。やっぱり・・・総務常任委員会の視察帰りに新幹線のホームから見え、目がテンになった、それでした。
★確認できたこと
1.総合施設の設置基準は、各項目で幼稚園と保育所のゆるい方の基準が採用される(→質は下がる)
2.認証保育所(宝塚市では指定保育所)に頼る保育施策は保育の水準を落とす
3.保護者を参加させない民営化は失敗する
頼もしいのは、うちの子ども室が来ていたことです!
いきいき学校図書館
2004年12月11日
午後は「いきいき学校図書館~子どもたちの心豊かな育ちを願って~」へ。講師の狩野ゆきさんは岡山大付属小をへて、灘中・灘高の図書館司書。学校図書館は本のある部屋ではなく、学習を支え、児童生徒と教職員に働きかける機関として位置づけられていること、図書館サービスがあってはじめて図書館となることを興味深く語ってくれました。
子どもたちの「知りたい」「読みたい」に応えるために、一冊の本を求めて走り回る狩野さん。岡山市、箕面市、豊中市などの学校には司書が配置されています。あらためて宝塚市の学校事情をふり返ると・・・。
いつでも開いていて、人がいて、読めて、借りられる。ビデオでは休み時間も子どもたちが駆け込んでくる学校図書館、担任と総合学習の打ち合わせをする司書の様子が紹介されました。学習効果の差、これは大きいぞ。。。
せめて開館時間を増やしたいとボランティアをかって出た母親たちは気づき始めています。やっぱり専任司書が必要。せめて司書教諭の加配は必要です。 ※主催者グループと訪ねた箕面市の小学校で
まちおこしの「土」と「風」
2004年12月11日
「歌劇のまち宝塚の都市再生にかかる取り組み」を紹介する催し(監修:定藤繁樹関西学院商学部教授)へ。学生案をもとに進行中の6つのプロジェクト(河川敷の活用、イルミネーション、足湯、景観統一、宝塚駅橋上化、アートによる都市再生)と、教授陣による高度福祉マンション、リサーチパーク、歌劇の研究会が3つ。ゴールはまだ見えないけれど、学生と職員の真剣さは伝わってきます。
一方で、参加者から「主体は市民。市民はPJの受け手ではない」との意見も。市民が主体的にまちづくりに関わる仕組みづくりは、わたし自身の課題でもあります。
大学との提携でまちおこしに取り組む例は珍しくありません。まずは「土」がしっかりしないとだめ。「土」は固まりすぎてもだめ。外からの新しい「風」が吹いて、緑豊かな風土がよみがえる――住民は「土」。学生が「風」になってくれたと、ある小さな町の担当者が話してくれたことがありました。農村でも観光地でもない住宅都市の難しさはあるにせよ、宝塚市でもこのPJが住民と地元商業者の本気を引き出す起爆剤になれば・・・と期待しています。
都市景観形成地域&環境基本計画 ~環境審議会~
2004年12月10日
第4回環境審議会に諮問された案件は「都市景観形成地域の指定について」。六甲、長尾山系の山なみと武庫川などの自然的資源、伝統的な建造物や温泉・歌劇・植木産業といった社会的・文化的資源を守り育てるとともに、魅力的な都市空間をつくろう、優れた景観と明るい雰囲気のまちにしよう――宝塚市都市景観条例(S63)にはそんな理念が掲げられています。
今回、都市景観形成地域に指定されるのは仁川月見ガ丘一帯。建築制限+緑化推進で良好な住環境を守るため、住民自らまちづくりルールもつくりました。価値観や利害の異なる住民間での取り組みはどんなに骨が折れただろうと、興味津々・・・。もちろん全員賛成です。
後半は、環境基本計画について。年度内に素案をまとめる!? 策定委員の人選その他について、会長は事務局にすばすば進言・苦言されます。審議会はこうでなくっちゃ! ※写真は武庫川町
防犯メール、早よして。
2004年12月08日
「小浜で強盗事件が発生。犯人は包丁をもって徒歩で逃走中のため、愛護係は下校時間に通学路に出てください」。午後1時過ぎ、小学校の愛護部役員から緊急連絡網が回ってきました。ヒラの私にかかってきたということは、地区代表も副代表もお留守やな。次へ次へ電話をかけてみたけど、今日は愛護係8人全滅。居るのは、議会がたまたま休みになってフリーな私だけです。
一般質問で取り上げた防犯メール、ぜひ予算化してね!(自治会長らに意向を聞いたらノリ気じゃなかったので・・・との答弁。メールする人に聞いてくれなきゃ)
まもなく集団下校の時間です。包丁もった男と遇っても困るし、何もって行こかなあ。