市議会70周年記念シンポ「ガラスの天井」企画を提案
2024年06月16日
世界経済フォーラムが公表した「ジェンダーギャップ指数2023」で、わが国は0.647、世界146か国中125位と相変わらずの低迷ぶりを見せた。その原因が政治分野での女性比率の低さにあることは周知のとおりで、国も政党も是正に向けて動き始めている。
一方で、昨年の統一地方選において地方議会における女性比率が伸びを見せる中、わが宝塚市議会が「女性過半数」(54%)を実現、全国第2位と報道され注目された。※現在52%
市長が女性、議会は男女半々という自治体はかなりレアで、市民から「生活者目線」「子育て支援や女性施策が充実する」など期待される一方、「女性議員が増えても市政は変わらない」「有能なら性別はどうでもよし」という声も少なくない。一説では、「女性議員が3人いるか否かが変わり目」と言われているが、どうなのか。
男女共同参画社会の実現に向け、また多様な住民を代表する自治体議会であるために、ようやくスタート地点に立てた議会として、これからめざすべき方向と課題について、国会議員、組織・企業のリーダー、メディア関係者、学識を招いて考察する。
宝塚市議会70周年記念事業で行うシンポジウムについて、12月12日の会派代表者会でわが市民ネット宝塚から提案した内容です。
仮タイトルは「『ガラスの天井』を打ち破れ」。基調講演の講師に野田聖子氏(前内閣府特命大臣・男女共同参画ほか)、パネルディスカッションのパネリストには学識、メディア、女性議員比率の高い議会、地元で活躍する女性の名前を挙げました。
※【再掲】 画像は統一地方選後の議会報かけはし第260号表紙