映画「石井のおとうさんありがとう」 お見逃しなく!
2005年08月19日
石井十次は、明治・大正期のわが国の社会福祉事業に大きな業績を残し、「福祉の父」といわれる人物。その波乱万丈の短い生涯を描いた映画『石井のおとうさんありがとう』が明日、ソリオホールで上映されます。
ブラジルの日系人老人ホーム。一人の老人が「石井のおとうさんありがとう」と書いた写真を残して他界するところから物語は始まります。孫の洋子はその意味と自分のルーツを求めて日本に旅立ち、やがて祖父が育った「岡山孤児院」と、福祉という言葉もない時代に、3000人もの被災孤児らを救済した石井十次の存在を知ることに。
十次は施設内に幼稚園・小学校をつくって一貫した養育・教育を行ったほか、宮崎県茶臼原の広大な土地にロマンあふれる農村共同体の実現をめざしました。
その愛と使命感、炎のような情熱には心を揺さぶられずにおれません。
十次役は松平健、愛妻・久子に永作博美。竹下景子、辰巳琢郎が共演、ケーシー高峰、大和田伸也らベテランが脇を固めます。製作指揮・監督は「はだしのゲン」「裸の大将」ほか数々の社会派作品をプロデュースして知られる山田火砂子。
★①11:30 ②14:00(字幕)③16:30 ★大人1600円、子ども・シルバー・障害者1200円
半年前からチェックしていた一作です。明日の報告に書くつもりでしたが、みなさんもぜひ! v(*'-^*)☆