決算委員会 総括質疑(11/14)
2006年12月01日
市長が臨席する総括質疑では、委員の数の多い会派順に計30分が割り当てられます。うちだと1人答弁込みで15分。時間内に納めるのは難しいことです。以下、寺本の関心事を中心に抜粋。
●「国会では教育基本法が、保守系を中心に強引に改正されようとしておるようですが・・・」
まさかこれを自民党議員団の委員から聞こうとは! (続きの記憶がないほどびっくり・・・)
●公明党議員団からは、市民相談のあり方やスポーツ21(3億円を県がばらまいた格好?)について。
認定こども園の開設、「いじめは恥ずかしい」というメッセージを発すること、教育委員会と市長部局の管轄を見直すよう機構改革の提案も。
●市民ネット・小山幹事長が「“一律”は政策ではない」と渡部市政を批判。教育委員会の独立性についても言及しました。また「企画費」について、職員自ら研修を企画できるだけの予算が確保されていないのは問題とも。視察も、施策にかかわる職員にこそもっと行ってほしい。議員視察に同行するのはだめなものかなぁ?と、うちの会派では常々話しているのですが、予算がないのか不都合なのか(どちらが?)・・・。
●社民党・福祉連合からは、山本南保育所の民営化問題について。子ども条例制定のプロセスへの疑問も(←わたしも同感。9月議会で述べました)。
●「すみれガ丘への深夜バス料金420円が高すぎる」と、C.S.PクラブのY委員。市営バスじゃないのに、なぜここで?? 「老人クラブ(の加入条件)が60歳以上は若すぎる」もナゾ。国の制度なのに。
●市民連合は、行財政改革を推進する組織の必要、手塚治虫記念館を中心にした観光政策、図書館の時間延長について。
●「行革はストップしたのか? 大型新規事業は始まる、市民ホール建設の声は出てくる・・・そんな場合じゃないはず」 最近は思いっきり拍手したくなる新風会。
●「グループ希望の星」は、米谷財産区の公金支出問題その他について。
●共産党市議団からは、西谷住民センターと長尾小校舎建替工事の入札をめぐる疑惑、小学校の教室不足とマンション開発規制について。
順番がくると、スイッチが入ったように思いのたけをぶつけるわたしたちですが、続くのは市長の“棒読み”――どちらが滑稽にみえるのでしょう。