駅前議会
2006年12月03日
12月議会直前の今日、第6回『駅前議会』を開きました。今回は実際に上程されている議案の中から、業者選定と契約のあり方の一部見直し、地区計画、男女共同参画センターの指定管理者についての3つを取り上げて、4人で賛否を論じることに。地区計画については参加者の中に“専門家”がいたので協力をお願いしたところ、快く引き受けてくれました。
できるだけ身近な議案を選んだつもりが、会場には「?」マークがぽこぽこ・・・(用語解説や条例の説明をもっとちゃんとしておくべきでした。反省)。
「センターが貸し会場にならないか。相談業務は充実できるのか」「営利追求に走らないように」その他、いただいたご意見はしっかり伝えてまいります。
● 3セクは市民が株主。ソリオ宝塚都市開発(株)にはその認識がない。運営姿勢に問題あり
● 花のみち「セルカ」3Fフロアは12億円もの補助金をもらってよい施設ができていた。市も5~7億円を投じている。それを今のカタチにしてしまった責任を追及すべき
● 都市再生の取り組みは実現可能なものか。はしゃいで終わるのか
● 市民参加条例やパブコメ制度があるのに、市民の声を反映されにくい教育問題。総合選抜制度見直しの声もある。教育問題の委員会を立ち上げられないか
● 3セクも「民」へ。検証制度を提案したい
● 独居高齢者の緊急通報システムが消防署から民間に委ねられる。低下が心配
● 男女共同参画センターの指定管理者はどのようにして選ばれたのか
● 健康福祉・子育てミーティングで育成会の話が出た。コミュニティが待機解消にひと役かったというが、行政の責任を市民に押しつけていないか
● 「食」の安全、「食」教育が大事。宝塚牛乳の生産施設建設へ市の支援を
● 男女共同参画センターは指定管理者に委託後、利用が制限されないか。NPOが運営する児童館で「市民しか利用不可」とするところも
● 学校給食が教育論でなく財政論で語られる傾向は心配。とくに中学校は合理化のターゲットにされがちだが、他の自治体では首長が公約にあげるところも出てきている。直営でやってきたことの意味を考え、あらためて誇りに思う
● マンション開発時、解体の手続きは届出だけで済むが、振動や騒音の被害は深刻。宝塚市の生活環境基準といった条例の制定をはたらきかけてほしい。
後半のフリートークではたくさんの質問や意見がとびかいました。参加者はざっと60人。回を重ねるごとに充実した対話ができてきた気がします。まだまだ試行錯誤が続きますが、これからも――次期も『駅前議会』が開けるよう、みなさん応援してくださいね!!