まちづくりの課題2点 ~一般質問その4~
2008年12月05日
3月開通予定の市道561号線。踏切前の渋滞緩和のため早期開通をと、議会でも声があがっていますが・・・。
「登下校の児童が危なくなる。子どもたちの安全対策を最優先してほしい」との切実な声も。一直線を時速40キロで、大量の車が走り抜けるようになるのですから、愛護部や子ども会の不安は大きく、PTAから県市に信号設置やスクールゾーンの整備を求める要望が提出されています。
「地元の要望でカネかけたんだから(今さら反対はおかしい)」と強く開通を迫る議員もいたので、言っておかなきゃ・・・怒! 18年前に地元が要望したのは「緊急車両が通れる生活道路」で、渋滞緩和のための抜け道ではなかったはず。子どもたちを取り巻く状況も変わってきています。
開通をあてこんだ利権話もからんでくるので、道路問題はそう簡単ではありません。
地元自治会との協議も難航中のようですが、「安全対策については引き続き協議を進めていく」と当局。宮の町・旭町の保護者の意見を聞くこと、開通後も状況を見守り適切な対策を行うことを要望しました。
市民給湯場跡地について、市は財政健全化に向け今年度中に売却したい旨。なんといってもこのご時勢、わがまちでは“叩き売り”や業者の転売による住環境の悪化を懸念し、定期借地権の設定その他、周辺住民のニーズに沿った土地利用となるよう市当局との協議を望んでいます。
開発続きでマンション街へと様変わりした栄町3丁目。ようやくまちづくりのネットワークが芽生えつつあることも伝えてきました。やりとりしている時間がなく、どちらも“禁じ手”の要望のみです。