3月議会始まる
2021年02月19日
令和3年度第1回定例会(3月議会)が始まりました。年度始めのこの日は議場コンサートが行われた後、本会議で市長の施政方針演説、当初予算の概要説明と続くのが恒例ですが、4月に市長選挙を控える今年は議場コンサートも施政方針もありません。
中川市長から、専決処分した事案2件(新型コロナウイルスワクチン接種事業関連1億877万円、感染症拡大防止協力金6180万円の増額補正)の報告があり、私たちは意義なしとしました。急を要するため議決を経ずに決めた分の事後承認ですが、尼崎市は臨時議会を開いてたっけ…とチラリ。
続いて市長提出議案51件(当初予算18件、補正予算9件、条例の制定・改正14件、工事案件3件、人事案件3件ほか)と、市民からの請願1件について提案理由の説明が行われました。
当初予算は改選前につき骨格予算で、条例改正は法改正にもとづくものがほとんど。注目されるのは特別職と議員の報酬引き下げ、教育委員人事、継続になっていた共同利用施設売布会館の指定管理者問題くらいでしょうか。当初予算は予算特別委員会で、その他の議案と陳情は付託先の常任委員会で審査します。
会期は本日から3月22日までの29日間。
ローカルマニフェスト推進連盟
2021年02月17日
北川正恭先生
当初予算 ~会派代表者会~
2021年02月16日
22日からの議会に向けて議会運営委員会が開催され、私は引き続き開かれた会派代表者会に出席。令和3年度当初予算について副市長・上下水道事業管理者・病院事業管理者から説明を受けました。
続・おくやみ手続きを考える
2021年01月23日
昨日、1月15日にお目見えした「おくやみ手続き案内コーナー」を見てきました。市役所1階・サービス窓口課内。小さなスペースですが、木の間仕切りが施されています。
ここで受付票に記入すると、その人に必要な手続きの申請書と担当課などがわかるリストが一括作成されます。氏名や年月日を何度も書く必要はなくなりました。これら一式をはさんだ「すみれ色のファイル」をもって各課へまわっていただきますが。どの部署の職員も「すみれ色のファイル」を手にした人に寄り添った対応を心がけるよう周知されているとのこと。
同コーナーは、議員の一般質問がきっかけで実現へ。若手職員たちが中心になってしくみを考え、課員全員で検証を重ねてきたそうです。市単独で改善できないことや予算の限りもあって、今はここまで。利用者からは「手続きがスムーズにできた」なと概ね好評と聞きました。
政府は死亡・相続手続きのワンストップ化をめざし、行政手続きの見直しやデジタル化を推進、おくやみコーナーを設置する自治体の支援も行っています。オンライン申請が可能になる日はそう遠くないかもしれません。
Yさんたちの思いは、私が話した日にもたれた(コーナー開設の)キックオフミーティングで係長からみんなに伝えられていました。すべての自治体関係者に受け止めてほしいと願っています。
おくやみ手続きを考える
2021年01月23日
難病をもつ幼い息子さんとの日常をSNSで発信されていたYさん。巣ごもり中の私も8500人のフォロワーの一人でした。最愛のわが子を亡くして役所で手続きをされたYさんのつぶやきに、同じ経験をした人たちや医師が次々に同調されるのを見て、考えさせられたことがあります。
障害者手帳や各種助成・手当の消滅手続きなど何枚もの「紙」にわが子の氏名と死亡年月日を書かされる。マイナンバーは何のため? 出生届を出す人と隣り合わせ。職員の態度に一喜一憂してしまう。送られてきた特別児童扶養手当停止のお知らせには「対象児童が死亡した為」とひと言…。
「役所は、どこも無神経」「手書きを求められることに悪意すら感じる」と続くコメントにも胸が痛みます。
たしかに、死亡届と一元化できればご遺族の負担は軽減(役所の事務量も減)。書式をダウンロードして郵送可にできないものか。資格消滅欄へのチェック方式にはできるはずです。
うちの市はどうなっているのでしょう。私自身も祖母や父が亡くなったときに手続きしましたが、高齢の親の場合とわが子や自死の場合とでは精神的負担が比べものになりません。
窓口サービス課に現状を尋ねたのは「おくやみコーナー」がスタートする前の週でした。〈続く〉
復帰しました
2021年01月22日
公務に復帰しました。一般質問を終えた日以来で41日ぶり。閉会中は議員は用がないと役所に来ないし、年末年始をはさむし、行事もないとはいえ、こんなに籠っていたのは初めてです。いろいろご心配をおかけしました。
ゆっくり療養できたおかげで左耳の聴力はほぼ回復しています。耳鳴りのない朝は爽快そのもの。度のきついメガネをかけているような感覚も目まいもなく、さくさく歩けます。
会派控室では(私の選んだ^^)加湿空気清浄機が作動していました。これで安心して仕事できるよ~。というわけで、チカ、チカ……カシャ♪ (タイマーで自撮り)
本日の会派代表者会の報告は後日。机の上の片付けに追われています。
震災26年 祈りの『生』
2021年01月16日
阪神淡路大震災から26年。今年も「1.17」前日の夕方から武庫川中州につくられた石のオブジェ『生』がライトアップされ、たくさんの人が追悼に来られたそうです。私は余部から戻って、ペットホテルに犬を迎えに行ったその足でここに来ました。
歳月とともに震災が遠くなってきた感はありますが、あの衝撃的な光景と余震の恐怖を忘れることはできません。その後のワンオペ育児と仕事のてんやわんやの綱渡り。薄皮を剥ぐように日常を取り戻していくときの喜び。春。親しかった同僚Iちゃんは永遠の26歳――そんなことが順不同で脳裏に浮かんできて、最後に私は祈ります。
あれから「被災地」は増え続けています。人びとを悼み、遠くのまちの復興を願って、私たちは毎年ここで祈りを捧げます。加えて今年はコロナの終息を誰もが願ったことでしょう。
現代美術家の大野良平さんが震災10周年に川の石でつくった『生』。流されては、また積み上げる。今では石積み作業から当日の演出まで、親子連れを含むいろんな市民が参加して、震災を語り継ぐ恒例行事になっています。私が決算審査のたびに言ってきたように、市長発の新たな追悼行事など端から必要なかったのです。 *もうひとつの「生」の前で
四十九日
2021年01月16日
四十九日の法要で昨日から余部に来ています。緊急事態宣言が出る前から親戚そろっての会食は取り止め、家族だけでお膳を囲むことにしていました。但馬でも新型コロナウイルスに感染する人が出ています。
村のお墓は小学校の裏の斜面にあります。教員だった義父は、毎日子どもたちの声が聞けてうれしいでしょう。余部橋梁もよく見えます。そこへの道が雪と雨でお年寄りにはきびしいため、納骨は日を改めることにしました。
緊急事態宣言とお祓い事情
2021年01月14日
数カ月に及ぶ会派のトラブルが落着してやれやれ。その途端、耳がおかしくなったり、身内の不幸と質問通告でバタバタしたり、あらぬ疑念をかけられたり、調整事がうまくいかなかったり。ある人に「バイオリズムがよくない時は動かないこと」と言われて、おおいに納得しました。
厄年だったと気づいたのは大晦日。厄年に大病をしたり、難が降りかかってきたりしやすいというのは先人の経験則で、科学的社会的根拠がありそうな気がします。今年は後厄。まずは体調を整えて、リセットしよう――。
もともと会派の議員と「お祓いに行こう」と話していたので、先日兵庫県神社庁のホームページをのぞいてみました。なんと、「#家(うち)で拝もう」とある!! 「オンラインお祓い」も始まっています。
年末に感染者数が200人に迫り、今月9日には324人に達した兵庫県。本日から緊急事態宣言の対象になりました。
コロナの年の成人式
2021年01月11日
ミレニアムベビーと新世紀ベビーが成人しました。異常気象や災害と隣り合わせで育ち、コロナ禍の最中にこの日を迎えた皆さん。心からお祝い申し上げます。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、成人式を中止や延期、オンラインで開催した自治体も。宝塚市では新しい宝塚ホテルで、3部制・時間短め・来賓を最少にして開催されました。大阪市と神戸市が直前に中止したこともあって、「1時間おきに市のホームページをチェックした」と親ごさんや美容師さんたちは気をもみっぱなしだったとか。
自治体が成人式を主催する意義について、これほどメディアで取り上げられた年はないでしょう。ほぼ毎年来賓席で若者たちを見てきた私は、大人になった喜びを友人たちを分かち合い、未来を考える機会の大切さを実感。ふるさとや国の未来もですが、中川市長が何年か前の式で伝えられた「幸せになろうと決意する日」ということばが、私は気に入っています。
市長や議長のメッセージはオンラインでも届けられますが、同級生が集まるリアル成人式の感動はひとしお。名簿のない時代、新たなつながりのきっかけになればいいし、380万円余を支出する価値は十分あるでしょう。
*宝塚高校の卒業生の皆さん。撮影時だけマスクをはずして笑顔を見せてくれました
左耳が不調につき その4☆コロナ感度
2021年01月07日
ステロイドは炎症や免疫抑制に優れた効き目がある分、副反応も強いことで知られています。最も重要な副反応は、感染症にかかりやすくなること。そう聞いて私は心底怖くなりました。かぜや胃腸炎だって十分しんどいし、発熱したらどこも出入り禁止。コロナにかかれば重症化するのかも…。
私はドクターの指示どおり、外出時は人込みを避け、マスクを二重に着用。ウイルスガードや除菌グッズ、免疫力アップによいと勧められた食べものも買い込んで、籠ることにしました。買い出しは手早く。近づいてくる人からは離れ、咳をした後マスクをはずす人がいたら息を止めてしまいます。神経質に「無」のつく、この私が!
「コロナ感度」は、人によってかなりの差があります。「古くからのお客様がぱったり来られなくなった」とあちこちのお店で聞くように、多くの高齢者が出控えています(医院の待合室はガラ空き!)。若くても基礎疾患をもつ人や抗がん剤治療などを受けている人たちがどれほど恐々としているか。高齢の親と同居している人もそうです。私の友人たちは離れて暮らす親のために食料品や生活必需品を買い求め、届けるのに忙しくしていました。
いろいろ理解していたつもりでしたが、一旦こちら側に身を置くと見える景色が変わってきます。全身で実感するとはこういうことなのでしょう。
知事選と市長選の年
2021年01月04日
31日に東京都の感染者が1300人を超え、全国に衝撃が走りました。政府の対策が後手にまわっているとの批判は強まるばかり。方や知事たちの存在が今ほど認識されたことはありません。日頃の行政手腕に加えて、有事にいち早く対応できる決断力。国にものが言え、都道府県民に説得力のあるメッセージを発信できる人でなければ、トップは務まらなくなってきた。これで7月に行われる兵庫県知事選挙も少しは投票率が上がるでしょうか。
宝塚市の新しいトップを決める選挙は4月――コロナの影で戦いが始ろうとしています。
市役所は今日から開庁。いつもなら朝は仕事始めの式、夜は商工会議所の新年互礼会に出かけますが、今年はどちらも行われません。各種団体の互礼会のほか、消防出初式、オープンスクール、防災ラジオdeウォーク(3月)、だんじりパレード(4月)等など市の催しも軒並み中止です。
*仕事はまだ在宅中心ですが外出もぼちぼち。大劇場前で迷惑顔のQ太郎と
2021年の始まりに
2021年01月01日
あけましておめでとうございます。
旧年中は何かとお世話になりました。本年もよろしくお願い申し上げます。
2021年が世界じゅうの希望の始まりになりますように。
年女だ、還暦だと調子に乗っていたら、パーツがいかれてしまいました。「厄年」もセットだったとは(今頃気づいて)トホホ…。
喪中につき初詣は控えますが、厄を祓ってすっきりゆっくり始動します。